毛髪の成り立ちについて


■毛髪の成り立ち
毛髪は、動脈、静脈、自律神経が入り込んだ毛乳頭で作られ、
成分は、タンパク質80%脂質5%水分12%その他で構成されています。
毛髪の80%を占めるタンパク質は、ケラチンと呼ばれるタンパク質で、他のタンパク質にはほとんど含まれていないシスチンが16%も含まれているのが特徴で、シスチンが、髪に硬く丈夫で強い弾力性・復元性をもたらしています。
シスチンは硫黄を含んでおり毛を焼くといやな臭いがするのは、シスチンが分解して生じた硫黄酸化物の臭いです。

■ヘアサイクル
毛髪はいつも成長し続けているわけではありません。
一定期間成長すると、自然に抜けて、新しい毛髪が生えていきます。この毛髪の生えかわる周期をヘアサイクルといいます。
健康な髪は、毛の抜けている期間(休止期)はおよそ15%毛の生えている期間(成長期)はおよそ85%とみられ抜け毛が多い方、髪の
薄い方は成長期が短くなってしまっているため、結果として休止期の割合が増えてしまっています。
生えている毛が少ないうえに、その少ない毛も充分に太くなっていない細く短い毛ですので、目立ちません。
さらに、成長期が短くなると毛はほとんど皮膚の表面に出てこないようになります。
したがって毛乳頭の活動を助け、成長期をできる限り長くすることが、育毛のための重要なポイントになります。

■ヘアサイクルを正常機能させるために
* アミノ酸
タンパク質のもとである、必須アミノ酸と非必須アミノ酸合計20種類のアミノ酸をバランス良く摂取することが必要です。


* シスチン
髪の毛を構成するたんぱく質(ケラチン)を構成する上で必要 不可欠なアミノ酸です。


* ビタミン
タンパク質の代謝に重要な役割を持ちます。

* リン脂質
細胞膜を構成する重要な成分で栄養素の出入りを調整します。細胞膜自身の酸化も防ぎます。

* リノール酸 ・リノレン酸
血管壁に付着した老廃物やコレステロールを溶解し、目詰まりをなくす働きがあり、血液の流れをスムーズにします。

* イノシトール
皮脂腺を調製し、毛の成長を助けます。また、脂肪の代謝を促進し、コレステロールも低下させます。

■効率良く髪の成長を進めるために
取りすぎたら良くないものには、次のものがあげられます。
〇極端に塩辛いもの
〇牛肉・豚肉・鶏肉の、特に霜降り・ロース・皮などの脂の多い部分
〇インスタント食品(栄養の偏りや塩分の過剰摂取)
〇アルコール(適量なら問題ありませんが、ある一定量を超えると血液循環が悪くなり、毛髪にも影響を及ぼします)
〇たばこ(頭皮への血液循環を阻害し、さらにビタミンCも破壊します)